入院のご案内
Hospitalization information
患者様の権利を重視し、個人情報に配慮していきます。ご本人が落ち着いて入院による治療・療養が行えるようスタッフ一同心をこめて対応致します
病棟案内
認知症治療病棟について
当院は元々認知症を中心とした老年期の精神障害を専門に診療する病院として開設されました。認知症の患者さんは徘徊や妄想、興奮、暴言・粗暴といった行動・心理症状(BPSD)といった症状が出現し対応が困難になって受診されるケースが大半ですが、同時に本来の認知機能(記憶力他)の障害により日常生活の能力も低下された状態になっておられ、食事、更衣、入浴、排泄といった動作に介助が必要な方が多いです。また多くの方は高齢のため高血圧、心疾患、糖尿病といった身体合併症を持っていらっしゃいます。
その為、当院では認知症の治療には精神科的治療、全身管理(合併症診療)、日常生活ケアの三つがきちんと提供されることが必要と考えて専門病棟を整備してきました。
開院以来、今年(令和2)で37年を迎え1500人以上の方の診療に関わった経験から認知症のあらゆる病態に対応できる診療体制をさらに目指し今後もスタッフと共に研鑽していきたいと考えております。
特殊疾患病棟について
現在、我が国の精神科病院に入院されている患者さんの50%以上は65歳以上の高齢者であり、身体合併症のために日常生活も自立が困難になっている方も増えています。
特に歩行が困難となって車いすが必要となった方、寝たきりとなった方には認知症の患者さんでも述べましたが精神科的治療、全身管理(合併症診療)、日常生活ケアの三つが必要です。そのような患者さんは一般の病院や介護施設では対応が難しく、また精神科病院でも対応が困難な施設が多いのが現状です。当院ではこのような現状を鑑み、当院に専門の病棟を開設しました。
ここでは内科医の協力体制のもと、精神症状と合併症があり日常生活の自立度が低下した患者さんのクオリティオブライフに寄与する診療を行っています。
院長 横山 桂
入院の手続き
担当者 PSW(精神保健福祉士)が承ります。
入院時に必要なもの 印鑑(スタンプ印不可)・健康保険証・入院保証金・はきもの(シューズ)・電気シェーバー(男性のみ)・限度額適用認定証(該当される方)
入院保証金について
当院に入院されるにあたり入院保証金として5万円お預かりします。
その際には当院からの預かり証を発行し、お渡しします。
特に事情がなければ退院時ご精算の際に全額返却いたします。
精算時の確認証になりますので保証金預かり証は大切に保管しておいてください。
(なお、生活保護の方はその限りではありません。)
入院時に必要なもの
個人で揃えていただくもの
・ はきもの(シューズ)
・ 電気シェーバー(男性 ひげそり用)
*患者様個人の持ち物(私物)につきましてはご家族に品物を確認していただき預かり品確認書にご署名頂いております。
病院で揃えてあるもの
・入院中の衣類・タオル等はリースをご用意しております。
・オムツ… オムツご使用の患者様は毎月当方にて使用枚数を集計・計算してご請求します。
~ご案内~
当院ではご入院の際必要な衣類等(下着・トレーナー・タオル類等全般)のリースを準備しています。
その他
器物破損について
病院の器物を破損された場合は、弁償していただくこともございます。